これまでの歩み ― ほくとう銀河プランとは ―
愛称“ほくとう銀河プラン”の由来
私たちが住む“ほくとう日本”は,広大な空間とみどり豊かな自然の中に個性あるまちが広く分布しています。
21世紀に向けての地域づくりは,人間性尊重のもとにあらゆる生命体との共生を図りながら,地域間の交流と連携によって進めていくことが大切です。
北の夜空に輝く銀河―天の川―はたくさんの星が形づくる壮大なパノラマであり,広い宇宙の中でそれはあたかも私たち“ほくとう日本”に分布している“まち”が交流と連携の絆を深めながら,帯状に広がる“ほくとう新国土軸”を形成していくことをイメージさせます。こうしたことから私たちは,北海道・東北21世紀構想を「ほくとう銀河プラン」と呼ぶものです。
“ほくとう銀河プラン”の内容
- “ほくとう銀河プランは”,地球社会と共存する本地域の将来ビジョンを描くとともに,その実現を通じて国土の均衡ある発展はもとより,わが国全体の成長を支え,世界の発展にも資するための新国土のあり方や方向性を明らかにし,併せて戦略的なプロジェクトを提起したものです。
- “ほくとう銀河プランは”,21世紀前期(概ね2030年)にわたる“ほくとう日本”の一体的な地域整備の指針とするとともに,現在国において策定が進められている新しい全国総合開発計画やその他の国土計画等に反映されることを目指した地域からの提案です。
“ほくとう日本”の将来像
―ほくとう銀河プラン―
新たな時代の文明を規定するパラダイムが,工業社会から知識社会(知識が新しい価値観を生み出す社会)へと移行する中で,“ほくとう日本”が自立性を確保しながらその魅力を高めていくためには,地球サイズの創造力を持って新たな変化にいち早く対応していくことが重要です。
このようなことから,“ほくとう日本”を新しい時代の世界と日本を支えるハートランド(心臓地域,情熱的でやさしい地域)として捉え,地球的視点に立った施策を総合的に展開するものです。
“ほくとう日本”の基本的課題
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